国連は2005年を『スポーツと体育の国際年』として定め、全てのスポーツ関連団体に、この年を実り多きものにするよう呼びかけています。国連環境計画(以下UNEP)とNPO法人グローバル・スポーツ・アライアンス(以下GSA)は、財団法人2005年日本国際博覧会協会、中日新聞社とともに、同年に愛知で行われる愛・地球博会場内で『愛・地球博
スポーツサミット2005』の開催を計画し、これに対応しています。
スポーツが人類と社会の発展において重要な役割を果たすことは、広く認知されています。同時に私達は、永続的な発展を求める人間の欲望と、自然科学を無視した経済活動により、生態系の破壊および環境汚染が繰り返された結果、人類がこの星に暮らしていく上で、考え方や生活様式を変えざるを得ない危機に直面していることも十分に理解しています。
国際博覧会は、「全人類の生活向上のために何ができるのか」ということを、現代の科学技術によって示してきました。
来年の愛・地球博では、21世紀最初の国際博覧会として、「自然の叡智」を主テーマに、地球規模で発生する課題の解決に向けた方向性と人類の生き方を発信するため、多数の国と国際機関参加による異文化交流のもと、新しい文化・文明の創造をめざして行なわれます。
この異文化交流に積極的な参加をするにあたり、また『スポーツと体育の国際年』を記念して、UNEPと日本を拠点とする国際的なNPO法人GSAは、『愛・地球博
スポーツサミット2005』を開催する予定です。このスポーツサミットでは、世界の主要なスポーツ連盟の代表者を招き、マッグリンゲン宣言に従って『スポーツと環境の共同宣言(仮称)』を行い、すでに草の根レベルの環境保全活動を実施している各団体および地域のクラブを大いに勇気づけるとともに、スポーツの大切さが社会で再認識され、スポーツ愛好家による、未来世代のための、自然環境保全の世界的ムーブメントが広がって行くことをめざします。
このイベントには2000名の参加が見込まれています。当日は、各スポーツ連盟による環境への取り組みに関するプレゼンテーションのほか、先述の環境に関する宣言や、使い古しおよび未使用のスポーツ用品を用いたアート作品の展示『リサイクラート』展などが行われる予定です。招待者の中には主要な国際スポーツ連盟、国連をはじめとする国際機関、NGO/NPO、そしてスポーツ用品産業の代表者などが名を連ねています。