クリス・パッカムがボルボ・エコチャレンジを発表
2008年3月3日‐テレビ番組のパーソナリティーを務め、環境活動家としても知られるクリス・パッカム氏がエキサイティングな試みを新たに発表しました。セーリングは環境にやさしいスポーツとして知られていますが、調査によれば、多くのセーリングクラブが現在の環境法へのコンプライアンスに頭を悩ませているようです。
環境啓発イニシアチブThe Green Blueの後援により、長年イギリスのセーリング界のスポンサーを務めてきた英国ボルボ社がこの程、『ボルボ・エコチャレンジ』と呼ばれる新たな構想を始動しました。これは若き環境活動家たちを対象とした試みで、セーリングの若手育成を担うイギリス中のボルボRYAチャンピオンクラブのために2万ポンドの助成金を用意し、各クラブの環境改善を支援するのが目的です。
「セーリングの存続は持続可能な海洋環境にかかっています。ボルボ・エコチャレンジはクラブや船乗り達に地域の環境を真によいものとする、そして現実として世界に深刻な影響を及ぼしている環境問題についての認識を高めるよい機会となります。ボルボRYAチャンピオンクラブは既にセーリングの若手育成という分野では優れた功績を残しており、このチャレンジに参加することによって環境を改善するというアクションの良き試験台となるでしょう」RYA事務総長のロッド・カーOBEはこう述べました。
セーリングクラブは産業廃棄物生産者として分類されており、廃棄物に関して、違反者に罰金を課す現行の環境法を遵守しなくてはなりません。今回の構想は、環境への悪影響の削減、環境保護への優れた取り組みの実践、そして環境法に対するコンプライアンスを支援することが目的であり、ボルボRYAの各クラブで行われている10歳〜16歳の青少年主体のプロジェクトにそれぞれ100ポンド〜1,000ポンドの助成金を交付するものです。
The Green BlueとのパートナーシップによりRYAは各クラブや公認トレーニングセンター向けにハンドブック『The Planning and Environmental Handbook』を作成し、環境問題や海洋施設を運営する際に必要な法規定について理解するための一助としています。このハンドブックは、各クラブが環境に及ぼしている悪影響を自己審査するとき、また2万ポンドの助成金に対して彼らの割当を申請する際に大変有用なツールとなります。
「環境改善に向けた肯定的な取り組みの一歩一歩が大切です。海をきれいにすることはイギリス中の全てのセーリングクラブにできること。この夢を実現へと導く素晴らしい機会を与えてくれたボルボに本当に感謝しています」The Green Blueのプロジェクトマネージャー、サラ・ブラック氏はこのように語りました。
ボルボ・エコチャレンジの発表は、3月1日(土)、ロンドンのアレクサンドラ・パレスで開催された『RYAディンギーショー』で行われました。司会を務めたのは、前出のテレビ番組のパーソナリティーで、野生動植物の写真家、作家としても活躍するクリス・パッカム氏です。
「ボルボ・エコチャレンジは、ボルボRYAチャンピオンクラブに環境プログラムへの積極的な参加を促す素晴らしい機会を与えました。私は環境問題に直面しながらもそれを解決しようとする熱意が感じられる場に常に関わりたいと思っています。全ては“奮闘している人々を一緒に応援する”ということなのです。」
ボルボの環境に対する取り組みは、デザインからエンジニアリング、実際の自動車生産、車の耐用年数、サービス、リサイクルに至るまで車の全ライフサイクルに及びます。ボルボは過去40年間において、自社の自動車生産が及ぼす環境への悪影響を大幅に削減しました。ボルボの現行車種は全て85%リサイクル可能、95%修復可能を前提に設計されています。
「自動車生産者として、ボルボにはより環境にやさしい車を開発・生産する義務があります。しかし、クリーンな社会を実現する為には他者と協力して新たな環境イニシアチブを開発・推進していかねばなりません。私たちはボルボ・エコチャレンジを通じて、クリエイティブな発想で地域のセーリング・コミュニティーの環境改善に寄与できる新しい世代を育んでいきたいと考えています」英国ボルボのイベント・スポンサーシップ・マネージャー、レスリー・ミルネ氏は今後の展望についてこのように述べました。
●ソース
英国王立ヨット協会:http://www.rya.org.uk/
リンク The Green Blue
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