バンクーバー2010がクリーンエネルギーをBC Hydroから調達
2008年3月18日‐2010年バンクーバー冬季オリンピック組織委員会(VANOC)と地元電力企業BC Hydro社との間で結ばれた契約の発表を受けて、オリンピック及びパラリンピックの環境スチュワードシップは新たなレベルに到達しました。
バンクーバー2010の公式スポンサーとしてBC Hydro社はオリンピックにクリーンエネルギーを供給するためのリソースを提供することになります。これに加えて、同社の『パワースマート・プログラム』をとおしてVANOCとの協力の下、省エネに根ざした大会運営の確保とブリティッシュコロンビア州全体のエネルギー保護を推進していきます。
また公式スポンサーのパートナーシップの一環としてBC Hydro社はオリンピック会期中におけるスタッフの出向や所有する電気機材などの一時的な貸し出しを行います。
クリーンな水力発電に頼ることで、バンクーバー2010は発電によるCo2排出を冬季オリンピック開始以来の最小レベルまで削減できる見通しで、これはディーゼル発電を採用してきた前回までの冬季オリンピックの10%以下に相当します。
オリンピックの電気代については一般の法人顧客と同様にVANOCが支払うことになりますが、クリーンな水力発電はコスト面においてもディーゼル発電より安価な為、前回のオリンピックと比べて大幅な費用削減に繋がります。
「バンクーバー2010は持続可能かつクリーンな電力の生産に関する世界的リーダーとしてのブリティッシュコロンビア州のプロフィールを示す絶好の機会です」アジア太平洋イニシアティブ・オリンピック担当のコリン・ハンセン経済開発大臣はこのように語りました。「これはまた同州のエネルギー計画の主眼であるエネルギー保護推進において、新たな機会を創出することになるでしょう。」
「私達がバンクーバー2010の公式スポンサーになったことを特に誇りに思うのは、VANOCが持続可能性やエネルギー保護について私達と価値観を共有しているからです」BC Hydro社のボブ・エルトン社長兼CEOはこう述べました。
エルトン氏はこの日の発表の場を借りてVANOCのジョン・ファーロングCEOを『チーム・パワースマート』のリーダーに任命しました。チームにはブリティッシュコロンビア州全域を対象としたエネルギー保護推進イニシアチブに寄与する地元著名人20余名が名を連ねています。ファーロング氏はチームリーダーとして州の人々に節電に向けた具体的なステップを明示し、日々の生活におけるちょっとした工夫が環境への影響削減に繋がることを示していきます。
「ブリティッシュコロンビアの住民一人一人が一年間の消費電力を10%削減することを約束すれば、その分で冬季オリンピック10回分かあるいは15万世帯分の電力を賄うことができます」エルトン氏はこのように語りました。
「オリンピックは私達一人一人にベストを尽くす機会を与え、私達の成果とビジョンを世界と分かち合う機会を提供してくれるでしょう」ファーロング氏は言います。「環境を尊重したオリンピックの開催は私達にとって極めて重要なことです。BC Hydro社、そして同社のパワースマートという優れたプログラムとの協力は、我々の目標を達成する上で大変意義深い一歩となります。」
バンクーバー2010のテレビ放映は、17日間に渡ってスーパーボールの試合を8から10試合同時に放映することに相当します。公式ウェブサイトの訪問件数7億5千万ヒット、世界中で30億人のテレビ視聴者が見込まれるバンクーバー2010では、オリンピック特有のこうした要件を支える高い電力信頼性が必須となります。
エネルギー消費をオフセットする為、VANOCとBC Hydroはオリンピック会場における高水準の省エネデザインに尽力しています。両者は省エネ対策状況を確認するための電力監査を実施し、さらに従業員をはじめ、スポンサー、ボランティア、会場関係者を対象に省エネ教育プログラムを行っています。
チーム・パワースマートにはブリティッシュコロンビアの住民なら誰でも参加することができ、エネルギー保護に一役買うことができます。BC Hydro社のウェブサイト(http://www.bchydro.com/)で登録を済ませればオリンピックに向けた各自の省エネ計画をスタートさせて、省エネ目標達成をサポートしてくれる秘策など、様々な情報を入手することが可能です。
リンク Vancouver 2010
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