NFLがアリゾナ・スーパーボールで環境に配慮
2008年2月2日‐環境保護がトレンドになりつつある昨今ですが、NFLでは15年も前から環境に配慮してきました。NFL環境プログラムのディレクター、ジャック・グロー氏によれば「今年も全く変りはない」ということです。実際に、グロー氏は今回の『スーパーボールXLII』がNFLと環境にとって“成功の年”になると言及しています。
アリゾナ・スーパーボールの関係者によれば、今年のスーパーボールも二年連続で、100%再生可能エネルギーでまかなわれるということです。スタジアム全体ならびに『NFLエクスペリエンス』(併設のテーマパーク)の運営は風力、ソーラー、地熱発電によってまかなわれ、300メガワットのエネルギー削減につながるといいます。
これには多少コストが掛かりますが、やるだけの価値はあるとグロー氏は言います。「エネルギーを買うのに多少のコストが掛かりますが、驚くほど高くなる訳ではありません。」
コストの差は数千ドル単位で、これはスーパーボール全体の予算を考えれば微々たるものとのことです。
グロー氏は環境に配慮する四つの方策を挙げました。
一つはNFLが導入した埋め立てゴミを70%削減するリサイクル計画です。
また地域の食糧銀行と連携して、加工食品回収計画を実施しています。この計画では、スーパーボールで観客に出されずに余った食べ物を地域の恵まれない人々に配給しています。
このプログラムは昨年から始まったもので、グロー氏によれば、昨年だけでおよそ6万5千ポンドの食糧が食糧銀行に贈られました。最大で5万5千人分の食糧を賄うことが可能で、金額にして11万7千ドルに相当します。
NFLの環境プログラムでは装飾品から建材、オフィス用品までスーパーボールで使い残された資材を全て再利用しています。グロー氏によれば、試合後、それら残りの資材でトレーラー2台が満杯になるということです。
余った資材は全て廃棄処分にされるかわりに、『ユナイテッド・ウェイ』(募金を各非営利団体に分配する組織)で在庫管理されます。こうやって寄付された資材は昨年だけで15万ドルに上ります。またスーパーボールの小旗など、いくつかのグッズは額に入れられオークションにかけられました。
最近NFLの環境計画に新たに導入されたのが旅行会社Expediaによるオフセット計画です。これはニューヨーク・ジャイアンツとニューイングランド・ペイトリオッツのチームメンバー、NFLのスタッフが移動する際に出る排気量を相殺するというもので、人数にして実に700人分以上、571トンもの排気に相当するといいます。
この他、グロー氏が“800ポンドのゴリラ”と呼ぶ計画があります。フェニックス市の都市部の電力供給を行うSalt Water Project社では大規模な植樹活動を行い、スーパーボールとNFLエクスペリエンスから出る温室効果ガスを相殺する方針です。
グロー氏は、植樹された木々により、過去の大規模な山火事で失われた膨大な広さの林野を回復させるために貢献できると言います。
この一連の計画が環境保護に留まらず、地域経済の活性化や雇用の創出においても良い影響をもたらすとグロー氏は説明しています。
リンク ソース:Lori Lennon(wbztv.com)
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