北京オリンピックのトレードマークはユニークのみならず「グリーン」
1月29日‐北京市は先日、北京2008が誇る象徴的な二大建造物のうちの一つである球体で覆われた国立水泳競技場を公開しました。この施設は地元市民から『ウォーターキューブ』の愛称で親しまれています。
この『ウォーターキューブ』という愛称は、近未来的で、スタジアムの既成概念を覆すような外観に由来します。どこか石鹸の泡を彷彿とさせる長方形のキューブですが、この施設はオリンピック開催中に行われる全42水泳種目の競技会場となります。
世界トップレベルの飛込みチームを擁する中国はこの会場で多くのメダル獲得を期待しています。同時に関係者達はこのウォーターキューブの環境に配慮した特徴が、北京市の“グリーンなオリンピックの実現”に向けて高得点を獲得することを期待しています。
ウォーターキューブの泡のように見える“プラスチックの膜”はエチレン・テトラ・フルオロ・エチレン(ETFE)と呼ばれるハイテクな皮膜で、頑丈なだけでなく、室内の照明や暖房に必要な太陽光を取り込む役割を果たします。
報道によれば、この構造により最大で30%の省エネが実現されるということです。今回のオリンピックで使用される37の競技会場の多くがこのような省エネデザインを念頭に設計されています。これはウォーターキューブのすぐ近くにある北京国家体育館も同様です。
主催者側の発表では、「ETFEの外部膜構造は太陽光の90%を屋内に取り込むことができる。これにより屋内でも一日9時間まで自然光を取り入れることが可能」としています。
しかし一方で、こうして日中に節約できた分のエネルギーも、結局のところ精巧なLED照明システムによってウォーターキューブを色鮮やかな万華鏡に変えてしまうスタジアムの夜間照明演出によって打ち消されてしまうのかどうか、その点については定かではありません。
リンク リンク:The Strait Times(要約版)
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