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IOCは、大気汚染の影響により北京オリンピックの競技スケジュールを変更

2007年12月12日、国際オリンピック委員会(IOC)は、中国の首都における汚染された空気がアスリートの健康を脅かすのであれば、来年の北京五輪における競技スケジュールの変更はやむを得ないとしています。

「もし……危険性が高く、非常事態が適用され、大気の状態が改善されていないと判断すれば、必要に応じて競技スケジュールを変更せざるを得ない可能性もある。」IOCギルバート・フェリ大会組織委員長は記者達に対しこのように語りました。

フェリ委員長が、スケジュールの変更は五輪開催直前または開催中にも行われる、と述べたのは、北京五輪組織委員会から環境改善の経過を伝えるビデオ報告を受けてのことです。

今回の緊急環境汚染対策は、今年8月に市当局が4日間に渡って北京市内への130万台相当の車の乗り入れを禁止した試験的措置の結果に基づいていますが、この確証にもかかわらず、2008年大会の主催者がこの問題の解決に向けて何をすべきかを理解しているかどうかは依然として疑問が残ります。

この他の環境汚染対策として、活発な建設工事を大会期間中は一時中断させる計画や、汚染物質を排出している工場を閉鎖させる計画などがあります。

フェリ委員長によれば、IOCに送られてきた北京市の大気質に関する最新データはこれから分析が進められるということです。

「中国側は今朝、大気質が我々の望むくらいまで改善されなければ、五輪招致の際に掲げた公約の一部、そしてオリンピック開催時の緊急対策を見直す必要がある、と判断したようです。」

毎日およそ1,000台の車両が新たに登録され、北京市内を走っています。

地元の五輪主催者は、北京市の大気質改善努力を『青空の日』の達成日数で測っています。これは許容範囲内の大気汚染レベルの目標日数を達成できるかどうか、というものですが、専門家は、そのプロセスは非科学的であるとして一蹴されています。

地元紙によれば、10日(月)に始まったキャンペーン『青空を守ろう』では、2007年の目標日数である224日間の『青空の日』を「スムーズに達成するため」、土埃の舞う建設現場、覆いをつけていないトラック、屋台などを調査員が厳重に取り締まる、ということです

北京市は五輪開催に向けた環境プログラムに既に約1,200億元(160億米ドル)を投じて、汚れた工場の閉鎖や、汚染度の高いタクシーやバスの通行禁止などを講じています。

記事:カロロス・グロウマン

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ソース:ロイター通信

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