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2012年ロンドン五輪の持続可能性計画

2007年11月26日――『ロンドン2012持続可能性計画』は、ロンドン五輪組織委員会とそのパートナー達による、持続可能性に対する今後の取り組み方についての枠組みとして立案されました。この計画は五輪プログラム全体を対象としたもので、組織委員会をはじめ、政府、ロンドン市長、イギリスオリンピック委員会を含むオリンピック理事会の全メンバーによって承認されています。

この計画は5つの優先課題(気候変動、廃棄物管理、生物多様性、社会的一体性、健全な生活)に沿って構成されており、大会準備から開催、遺産とする閉幕後の計画に至るまで、プロジェクトサイクルの全ての段階に目を向けています。オリンピック公園の建設と大会後の物質的な再生、またコミュニティーの再生は特に重視されていますが、この計画ではさらにロンドンをはじめ、イギリス全土の会場や関連行事を広域的にカバーしています。

中でも最も特色のあるイニシアチブには以下のようなものがあります。

カーボンフットプリントの測定:
ロンドン2012では大会に起因するカーボンフットプリントやエコロジカルフットプリントに関して詳細な定義付けと予測を行っています。これらのツールを使って、炭素排出量や環境への悪影響を最小化させるための積極的な戦略を発信していきます。

持続可能性の保証:
2012年ロンドン持続可能性委員会は、五輪プログラム全体を通じて、独立した調査をし、持続可能性の実現化を保証する独自のイニシアチブです。

持続可能性パートナー:
全てのスポンサー契約には持続可能性項目が盛り込まれ、中心的な企業グループには『持続可能性パートナー』の称号が与えられます。

会場建設の新基準:
五輪会場の設計と建設には、スポーツ施設用に特化した環境評価基準『BREEAM1』の特別版をはじめ、世界でトップレベルの環境評価ツールが採用されています。

持続可能性ソーシングとフェアトレーディング:
ロンドン2012では、『責任ある調達』、『再生資源の利用』、『実害になりにくい影響』、『身体に良い資材』の4つの重要なポイントを基にした持続可能な調達規程を適用しています。

持続可能な食料:
持続可能な食料戦略の開発を行います。地元産の食料品やフェアトレード、オーガニック食品を利用することを促進する機会を求め、持続可能な供給チェーンの構築を支援します。

廃棄物管理:
ロンドン2012では解体廃棄物の90%のリサイクルと再利用という目標を、既に上回っています。大会から出るゴミが埋立地に送られることはなく、そのうち少なくとも70%は再利用、リサイクル、または堆肥化されます。

生物多様性:
オリンピック公園予定地の修復により、生態系管理を施した110ヘクタールもの空き地ができることになります。

アクセス:
オリンピック、パラリンピックの双方で、競技場や五輪関連サービス施設へのアクセスに新たな基準を設ける予定です。これには、会場への物理的なアクセスだけでなく、新しいメディアを活用して、より幅広い観客に対してオリンピックを身近なものにすることが含まれます。

交通運営:
観客やスタッフに対し、公共交通機関や自転車の利用、徒歩での来場を最大限促します。これに加えて、大会公式車については低燃費・低排出車、代替燃料の購入を検討しており、車利用とルート選定の最適化、そしてドライバートレーニングを実施して、効率の良い運転を推進します。

低排出施設:
低排出基準を大会公式車以外にも、バス・長距離バス会社、ロジスティックパートナーや他のサプライヤーに対しても義務付ける予定です。

五輪の資産マネジメント:
五輪閉幕後の再利用を念頭に置き、資材の持続可能な調達、流通、利用、廃棄、解体を統合した手法を展開しています。全ての資材を潜在的な資源として扱い、アウトプットを再利用、リサイクル、再加工の流れに転換させることよって、それらの価値を最大化させます。

影響の評価と報告:
ロンドン2012は、IOCより夏季五輪開催都市として初めて『Olympic Games Impact Study』(OGI:「五輪が及ぼす影響の調査」)を行うことを正式に義務付けられました。これは経済、社会、環境の各指標を追跡する長期的な調査で、これらの指標によって、ロンドンで五輪を開催した場合の恩恵と影響が明らかになります。

ワンプラネットパビリオン:
オリンピック公園内に建設される環境に配慮して設計された最先端パビリオンです。ロンドン2012の持続可能性パートナーによる展示が主に行われ、五輪を訪れた人々にビジターアトラクションを提供します。

リンク
ソース:London 2012(要約版)

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